実録 電気工事の仕事求人と実務経験。転職・入社前に知っておくことは?(電気工事士・電気施工管理技士・電気主任技術者・電気管理技術者)

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実務経験証明書は取得したい資格の的を外さない限り発行していただけます。

 

実務経験の条件上、社長や事業主が出そうとしても出せないときもあるので調べてから入社してください。

(例 創業から5年経ってないとか)

 

就職や転職の際に 実務経験証明書を発行できるかどうかは
各免状について資格試験の概要を調べれば見えてきます。

 

電気工事士を狙うなら?

 

・登録電気工事許可証があるか否か?

・取得後5年以上あるか?
将来の第一種電気工事士免状が手に入るかどうか決まります。

 

焦らなくても各種電気工事士の試験合格後 会社と一緒に5年辛抱すれば

法律上 第一種電気工事士免状はもらえます。

社長が、保守的だったり資格関連情報に疎かったりすると
世間体や取引先を気にしてしまい、
会社を守ろうとして実務経験証明書の印をついてくれないときがあります。

だから?

入社前に必ず聞いておくことです。

 

電気施工管理技士(監督業務)

をねらうなら?

 

工事自体の経験(発注者、設計者、施工者)の経験が必要です。
先に説明した「電気工事士の免状発行」は実際の施工作業の経験のみをカウントされます

が、
施工管理技士は

管理側の経験も含まれ、
電気工事士の実務経験より範囲が広いのです。

 

現場監督、または管理技術者の補佐を2年以上経験すると?
試験の実務経験が短縮されます。

 

電気主任技術者を狙うなら?

 

主任技術者制度は

500kw以上の電気工事やメンテナンス、または運用を行うためのものです。
受電電力(500kw以上)では

主任技術者が工事、維持、運用に関する保安規定を作っていますので、
主任技術者の下では無資格者でも作業は可能です。
(自分の安全のため、主任技術者から説明を受けた保安規定は遵守してください。)

 

主任技術者の免状を取得すれば?
就職や転職で

「専属で」雇ってもらえるように交渉できますし、

一度採用されたら
会社事情によって”安月給”となっても 人材不足の傾向から基本的に解雇はありません。

 

作業中、目の前の電気設備から発電所までの系統を見ようとすれば、
毎日わからないことだらけで調べることが多いです。
電気設備に詳しくなって、次ランクの試験を受けられるほどに実務が身についてくるでしょう。

(「他社からの引き抜き」や「管理技術者の仕事が舞い込んでくる」話もあるかもしれません。)

 

電気管理技術者とは?

 

 

電気工事の元請会社は人手が足らないので 外注で電気主任技術者を頼むことがあります。
ここでビジネスチャンスが生まれます。

外注で電気主任技術者を頼まれる会社や個人側は
電気管理技術者とよばれ

5年以上の工事、維持、運用の経験があると可能です。

受電電力500kw以上の実務経験が必要です。

 

この電気管理技術者の実務経験は

電気施工管理技士や電気工事士とは異なってます。

 

500kw以上の電気設備の工事、維持、運用の専任経験であれば何でもいいです。

電気管理技術者の中には
名前貸しで電気主任技術者をして5年以上稼いでいる人(公的な記録だけで5年以上)もいます。
(個人的には「卑怯だ」と思います。)
現場では陰で「無能3種」とよばれ、現場作業員から見て「単なるハンコ係」です。
こうゆう方は 他の技術者と工事打ち合わせ、確認を常にされているのです。
技術的な質問をされず、ご機嫌取りに囲まれ自分では仕事していないのに”いい仕事をした”気になって
発注者と打ち合わせます。

気を引き締める思いです

 

以上

職人モリマサ

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