公務員試験 2019合格感想。航空管制官採用試験 埼玉32歳男「空港スタッフの僕は航空管制官になりたかったんや」

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ニックネーム:たけし
年齢:32歳
住んでる都道府県:埼玉県
性別:男性
受験回数と受けた年度すべて:2019年4月
合格不合格の別:合格

いつから勉強を始めましたでしょうか?
→2018年6月からです。

→申し込み:2019年4月
→1次試験:2019年6月
→2次試験:2019年7月
→3次試験:2019年8月

埼玉県所沢市の航空公園の中にある、飛行機を管制する管制官になりたくて、航空管制官採用試験を受験しました。

2 現在の仕事内容 本当の仕事を書いてください本当のことを書いてください。

かつては、

羽田空港のグランドスタッフとして働いていました。この仕事は、飛行機を利用する人たちを、

オンタイムで飛行機に乗せるために各種調整をする仕事です。

その仕事をする上で航空管制官の仕事が国家公務員であることを知りました。

3 受験当時の仕事と今の仕事

空港でのグランドスタッフの仕事から、埼玉県の東京コントロールセンターという管制設備で、

飛行機の飛行管理を無線で行っています。

4 試験合格したかった動機

志望動機は、航空管制官になりたかったからです。また、その仕事が国家公務員であることも魅力でした。

9 専門科目、必須科目 選択科目

「1次試験として」

基礎能力試験(知能分野に関して30問弱、知識分野としては15問)

適正試験

外国語試験(リスニング)

外国語試験(記述試験)

 

「2次試験として」

外国語試験(面接)

人物試験

 

「3次試験として」

適正試験2回目、身体測定

→適正試験2回目:

航空管制官として必要な記憶力や空間把握能力を判断するため、

航空管制官制御用シミュレーションを用いた試験です。

→身体検査:

胸部レントゲン、血圧、尿検査などが実施されました。

→身体測定:

視力・色覚・聴力についての検査です。

 

「何が出題されるか?」

→基礎能力試験:

公務員として必要最小限の基礎的な能力

(文章理解・判断推理・数学と物理・資料解釈能力など)

→適正試験:

航空管制官として必要な能力(記憶に関する検査・図や記号の理解)

→外国語試験(リスニング):

一般的な英語に関するヒアリング能力

→外国語試験(記述試験):

英文の解釈と和文英訳・英文法に関する一般的な知識

 

5 利用した業者、講座、DVD、使用した本屋の本 教材の正確な名前

→基礎能力試験については、

「新スーパー過去問ゼミ5」「公務員試験過去問新クイックマスター」が対策となります。

→適正試験については、

「月刊エアライン」などの航空専門雑誌などが参考になりました。

→外国語試験については、

TOEICと同様の対策で対応できました。
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」

6 科目別で うまくいかなかった科目別の教材、勉強方法と理由

外国語試験のヒアリングがなかなか上達しませんでした。「公務員試験過去問新クイックマスター」に添付のCDを何度も聞くことで対策しました。

7 科目別で うまくいった科目別の教材、勉強方法と理由

私にとっては、適正試験がうまく行きました。もともと、飛行機に関する知識が深かったため、参考書なしでもある程度問題が解けました。

また、「公務員試験過去問新クイックマスター」は、図表やイラストを交えて説明してくれているので、とても参考になりました。

8 うまくいかなかった時間管理、スケジュール。

仕事をしながらの受験対策のため、土日と平日の夜間がメインの勉強時間となりました。

しかし、平日はなかなか勉強する時間を取れませんでした。

晩酌をすることもあり、食事の後は勉強にならないため、

平日は食事の前に1時間程度の時間をとることで勉強に集中しました。

10 本番で捨てた科目(免除科目以外)

特に1次試験では配点比率が低い外国語のリスニングを捨てました。

11 エントリーシート、面談対策に使った教材、講座、訓練法の善し悪しの区別はなんだったか?そして 予測と実際の試験現場の違い

航空管制官の試験の場合は、

面接対策やエントリーシート記述対策に関する書籍はありませんでした。

しかし、インターネット上によく質問されることが、紹介されていたので、それらを参考にしました。

13 論文のテーマ名と 対策準備・やりかたについての善し悪しの区別、経験談

航空管制官試験では、論文はありませんでした。

 

14 教養についての善し悪しの区別、経験談※免除された人は 免除と。

航空管制官に対する教養を求める試験としては、基礎能力試験がありました。

この試験では、知能分野に関して30問弱、知識分野としては15問程度ありました。

 

15 時事問題についての善し悪しの区別、経験談

航空管制官試験の場合は、時事問題についての出題はありませんでした。

しかし、面接に関しては時事問題的な質問もありました。

誰でもニュースを見ていればわかるような基礎的な質問しかありませんでした。

 

16 試験点数結果 何点満点中何点 と書いてください。

100点満点中70点程度

 

17 総括合格者の場合 「自分が攻略できた一番のポイント」)

1次試験では、

配点比率が高い基礎能力試験や適正試験・記述式の外国語試験対策を徹底的にしたことで、ある程度の得点がとれて合格できたのだと思います。

しかし、面接試験では、

「なぜあなたはパイロットではなく管制官を目指したのですか?」

などちょっと大きなテーマで質問されたのが少しだけ戸惑いました。

18 合格者のみ公務員の仕事やってみて 実際の感触、待遇ははどうなのか?本心を書いてください。

福利厚生などがしっかりしていて、待遇はとても良かったです。

シフト勤務体制が取られてはいますが、残業がなく時間管理がしっかりしている仕事なので良かったと思っています。

19 合格者の方のみ公務員試験について 受験当時 物語、ドラマはありましたか?

その当時、TOKYOエアポートというドラマが放映されていました。

このドラマは、一つの飛行機を飛ばせるために、乗務員や整備士・航空管制官などが密なる連携をとっていて、自分もその一員に加わることができて、自分の仕事を誇らしく思っています。

 

最後に 管制官目指して試験勉強してる方に向けてアドバイスをお願いします。

→航空管制官の仕事は、飛行機を事故なく安全にフライトさせるための、空の交通整理をする仕事です。飛行機を飛ばすためにはなくてはならない仕事なのです。

旅客機には400人近くの人々が乗っています。たくさんの人の命を預かり、プレッシャーが高い仕事ですが、その分やりがいもあります。

航空管制官になるための試験は、今回紹介したような参考書を用いることで、十分対策できます。受験者の実質倍率は5.6倍ですが、しっかりと対策すればさほど困難ではありません。

航空業界に興味がある人は、国家公務員になれる航空管制官を目指してみてはいかがでしょうか。

おしまい)^o^(

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