私が教えてきた資格受験生3000人の中でも
「受験生の鏡」ベスト5に入る女性の合格感想文です。
何回でも読める記事であり これから先も必ずあなたの役に立つだろう。
1
ニックネーム まー
年齢 22歳
住んでる都道府県 宮城県
性別 女
受験回数と受けた年度すべて 2回 2016年と2017年
合格不合格の別 2016年→不合格 2017年→19歳で合格
2 現在の仕事内容
兼業主婦 飲食店経理
当時→学生(休学)
現在→兼業主婦(籍は入れてない)
4 試験合格したかった動機
当時、建築系の大学の中退を考えており、建築士ではなくても建物に関わる仕事に将来つきたかったので。
5 利用した業者、講座、DVD、教材の正確な名前
2回とも日建学院スーパー本科コース(通学個人ブース学習)
日建学院講師でもある宅建みやざき塾の宮嵜晋矢先生がYouTubeで公開されている動画も活用しました。
過去問はアプリでもやりました。
宅建士 絶対合格! 過去問題・一問一答
宅建総研(代表宅建みやざき塾宮嵜晋矢先生)が作成されたもの。
6 科目別で うまくいかなかった教材、勉強方法と理由
民法、権利関係
日建学院の民法分野のテキストは初学者には見やすく作られているのですが、厚みがあり重要な所をポイントで学習するには向かないかもしれません。とっつきにくい分野で点数も期待できないため最初の年はこのテキストに時間をかけすぎたのが敗因だと思います。
もっとさっくり勉強できる市販のテキストも見るべきだったと思っています。
税その他
この科目は受験年度毎に内容が変わるので日建学院では補助のプリントが配布されるのですが、それでは頭に入りにくいのでYouTubeなどに上がる本試験直前動画の方が分かりやすかったです。
7 科目別で うまくいった教材、勉強方法と理由
民法、権利関係
アプリ 宅建士 絶対合格! 過去問題・一問一答を本試験が迫ってから繰り返しやりました。
アプリは手軽にどんな時でも解けるので過去問を大量に解いて出題傾向に慣れていくにはかなり向いていました。
民法は過去問を解いてそれを解説というのが短時間でできるアプリは勉強しやすかったです。
宅建業法、法令上の制限
日建学院のテキストでこの2つは要点も絞りやすく、暗記するべき所を何度も繰り返して動画で復習できるのが良かったです。
またスーパー本科コースの動画では民法の場合と業法の場合の考え方の違いなどをしっかり解説してくれるので民法の復習もできて非常にいい講義だと思いました。
合格した年の本試験ではこのお陰で業法との法令制限は満点を取ることができました。
税、その他
この科目に関しては最後の追い込みの時期に語呂合わせで暗記が多かったです。
毎年の傾向で語呂合わせなどを学べる宮嵜先生のYouTubeの動画などを参考にしたのが良かったと思います。
8 仕事終わり 休みの日に
うまくいかなかった時間管理、スケジュール
逆に どんな時間管理、スケジュールの勉強がうまくいったか?
スキマ勉強はうまくいきませんでした。家事の合間、通学中の車の中などスキマ時間に動画を流したりしましたが、自分の場合、目で見て、耳で聴いて、手で書いて、その紙を貼ってまた目で見るというサイクルが1番あっていたようで、ながら勉強や合間を縫ってという時間の取り方では合格できませんでした。
それよりも帰宅後の夕方から深夜にかけてまとまった時間を確保し勉強した方が効率が良かったです。
また民法→業法→法令制限→税その他の順で1年目は勉強しましたが、民法についてはしっかり時間をかけてやり込まずある程度の大まかな知識を入れ、業法を勉強したら業法との比較をしながら勉強を進めるスケジュールやった方が効果的でした。
9 試験前に捨てた科目と 本番で捨てた科目
試験前から民法は深入りをしないように満点を狙わないようにしました。
本番でも民法はなかなかクセが強く過去問で出たことのないような内容もあったため深入りしませんでした。
10 民法・権利関係について やり方の善し悪しの区別、経験談
民法、権利関係は初学者にとっては非常にとっつきにくい内容になっているため理解することは必要ですが、満点を狙わない勉強方がいいと思います。
この科目は宅建にとって重要な科目ではあるのですが、そのまで高度な知識も求められませんしこの科目に時間を取られすぎてしまうと
宅建業法や法令制限といった満点を狙うべき科目が疎かになってしまうのは避けることだと思います。
私は1年目の不合格の年にこの科目に長い時間を使ってしまってスタートダッシュが遅れてしまったので、宅建には宅建の勉強のやり方があるというのを念頭において勉強するのがいいです。
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11 宅建業法について やり方の善し悪しの区別、経験談
宅建業法は宅建試験にとっては絶対に逃してはいけない科目なので徹底的に勉強と理解を進めるのが向いています。
私は動画を何度も視聴し、自分が実際説明をできるかどうかを暗記の基準にしていました。
暗記し、ただ問題を解くだけでなく何故そうなるのか理由まで説明できるようになると
高得点を狙えます。
この科目は満点をとるつもりで、1番点数の稼げる所なので重きをおきました。
13 普段思ってた想定と 本番時間制限の現場で違ったこと
過去問では民法はあまり考え込まず時間をなるべく後の科目に残し練習や想定をしていたのですが、本番は見覚えなのない事例などが多く出た印象で想定より民法に時間をかけてしまいました。
14 勉強の中で 特に一番時間かけて研究したことと試験結果に結びついたかどうか?を書いて下さい
2年目の受験では民法のと宅建業法の考え方や視点の違いについては自分なりに1番研究しました。
この2つは守るべき人間が違う法律なので、なかなか惑わされやすいのですが、そこをはっきり見分けることができるようになったことでミスが少なくなり合格に繋がったと思います。
15 試験点数結果
1年目は合計点しか記録しておりませんすみません。 合計点→32点
2年目 民法→6点 宅建業法→20点 法令上の制限→8点 税その他→4点
合計点→38点
16 総括
合格者の場合 「自分が攻略できた一番のポイント」)
1回目の受験の時はまだ宅建の勉強の仕方を甘く見ていて自分なりの勉強方法で満点を目指せば合格できると思っていました。
しかし、残念な結果に終わり2年目の受験では宅建には宅建の戦い方があることをしっかりと念頭に置き、民法をほどほどに、業法と法令制限の暗記と理解をほぼ完璧にしたため良い結果に繋がったと思います。
合格のポイントは業法、法令制限を徹底的にと
癖の強い民法はテキストで深く追うのではなく、過去問をやり込むことが大切です。
17 合格者の方のみ
宅建士試験について 受験当時 物語、ドラマはありましたか?
さらに
宅建とってから こうゆう場面で あーゆう会話で
うれしい思い、やっててよかったと感じた等 エピソードはありますでしょうか?
2年目の受験当時持病が悪化し痛まともに歩行できなくなり
宅建の講義を受けに駐車場からスクールに行くのも松葉杖をついて行っていました。
2年目ということもあり絶対落ちることができないプレッシャーと
椅子に座って勉強をするというのが難しい状況で
精神的にも肉体的にもかなり追い込まれていたのですが、
家族の支えやスクールの支えもあり、
厳しい状況だからこそギアを入れて頑張ることができました。
取引士免許取得後は友達や知人からよく引っ越す際の条件の見方などを聞かれ、
宅建とは信用してもらえる資格ということを再認識できて大変嬉しく思っています。
18
宅建は今の仕事にどう関係してるのか?
また
どうにかしてビジネスに活かしたいと思ってるのか?思ってる活かし方を書いてください
私は 諸事情で自宅で介護しなくてはならない状況になりフルタイムで働くのは難しいため、
家族経営の飲食店経理と自宅の仕事を同時にしています。
今現在の仕事に宅建は直接関係していませんが、
いずれは目標の建築不動産の仕事につきたいと思っています。
また宅建を持っているだけで世間の信用度は上がるのを今も実感しているため、
様々なところで繋がりを得ることができるのがビジネスでも活かせるのかと思います。
士業の登竜門の宅建を持っていると少ないながら民法などの法律の知識を持っているアピールにもなるので、そういった面をフルに活かしていけたらと願っています。
管理人からのメッセージ
私は この宅建合格感想文を読んで泣きました。
これほどまでに合格に執念を燃やし、そして見事にハンデを吹き飛ばし、結果勝った。
その全容がコンピュータスクリーンから伝わってきたからです。
さあ
今度はあなたの番や。
そうゆうことやで。
おしまい)^o^(